ひきゴヤブログ

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仕事が生きがいなのは幸せなこと

 

 

最近仕事の影響で体調が悪いです。特別人より働いている訳ではないのですが(むしろ働いてない)場合によっては休日は疲労感で何もやる気が起きないことがままあります。まあ元気でも普通に何もやる気が起きない事、結構あるんですけどね(どっちだ)。

いずれにせよ労働のせいで時間をムダにしていることは事実なので、とにかく早く働くのをやめたい、労働から逃げ出したいという思いでいっぱいです。まあ思いはいっぱいなもののそのお金がないんですが。

 

それにしてもこうして労働のせいで苦痛な時間を過ごしていると、働くことが生きがいな人はつくづく幸せなんだなと思います。

普通の人間にとって労働とは人生の大部分を占めるものですよね。働きたかろうが、働きたくなかろうが、それは変えようのない紛れもない事実です。

例えば一般的な日本人の場合、労働のためにその身を1日8時間も拘束されているはずです。しかも恐ろしいことに拘束時間は労働時間だけに収まらないのです。労働には必ず通勤時間、準備時間、休憩時間などが付随します。これらも含めると人によっては11時間程度を労働に拘束されているわけです。

もちろんこれは8時間の勤務で済んでいる方の話で、世の中にはもっともっと恐ろしい勤務体系で働いている方々もいるでしょうから、その場合の拘束時間は考えるのも嫌になるほど長くなるでしょう。

そうなれば人生の大半どころか、大部分を労働のために費やしていると言うことになります。人生は短いというのに何という無駄な時間の使い方なのか、考えただけで気が遠くなりそうですね。

 

 しかしながら労働が生きがいと言う方はこれらの時間全てを自分の趣味、楽しみのために使っていると考えることが出来るというわけです。自分で例えるならこれは人生の大半をマンガ読んでアニメ見てゲームやって過ごしていると同じ事なんです。何という羨ましい人生!まさしく神々の寵愛を受けた選ばれし者のみが許される人生と言っても過言ではありませんね!そう考えると働くことが生きがいという人は本当に幸せものだと思います。あんまり憧れませんけどね。

 

 でもまあ日々の生活から労働を消すことが難しい以上、下手にFIREなんか目指すより仕事に生きがいを感じられるよう努力するのが、人生を良くするという意味では手っ取り早いのかもしれません。隠居する金をためるよりそちらの方が遙かに難易度は低いような気がしますし、普通の人間ならそうするべきだと思います。私は働きたくないのでそんな気は全く起きませんが。