ひきゴヤブログ

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無能でも消費者として社会に還元

 

 

仕事が全く出来ない無能…ではなく仕事に向いていない人はいかに生きるべきなのか。結局は人でも会社でも何かに寄生して生きるしか無いという結論にたどり着きました。しかし何か寄生して生きる人間と言うのははっきり言って何の生産性もないわけですから社会にとっては無用の長物です。そんな人間でも何か社会に役立つ方法があるのでしょうか?あります。それは消費者として社会に還元するという方法です。

 

 

まあこれはネット上なんかでよく言われていることだと思うんですが、どんな無能で愚かでバカな人間でも消費者としてなら社会の役に立つことが出来ます。

例えばここに働いてないニートキモくて金のないオッサンがいたとします(私のことではありません)。オッサンはキモくて金はありませんが、親に寄生して生きているので月に5万の小遣いを貰っているとします。そのオッサンはオタクなのでその5万全てを毎月マンガやフィギュアやゲームやその他グッズなどに費やしているとします。そうなりますとあら不思議。何の生産性もないキモくて金のないオッサンが無駄にお金を使ってくれたおかげで、マンガやフィギュアやゲームを作っている人たちが潤うのです。大した金額では無いとはいえオッサンが5万の小遣いを全額趣味に消費することにより、収入を得られる人たちがいる訳です。キモいのに素晴らしいですね!

 

他にもキモくて金のないオッサンは大変キモい生き物ですが、生き物である限り生きるために食べたり飲んだり様々な消費を行います。キモいオッサンはニートなので生活をまかなうようなお金は持っていないわけですが、親が生活費の全てを建て替えてくれているので、あらゆる消費が可能です。

キモいオッサンがムダにカロリーの高い食料を食べたり飲んだりしたり、ムダにテレビやパソコンをつけまくって電気をムダに使用したり、どこにも出かけもしないのに毎日きちんと入浴をして水を消費したりすることにより、キモくない普通の生産者の人たち…いわゆるスーパーの店員や農家、電力会社なんかが潤うわけです。キモいオッサンがムダに生きているおかげで、またまた経済が循環し人々の給料に寄与しちゃうと言うわけです。何の役にも立たずムダに生きてるだけなのにホントに素晴らしいですね!

 

このようにニートキモくて金のないオッサンでも一応消費者としては社会の役に立っていることが証明(?)されました。どんなにキモくて役に立たない人間でも社会の役に立つ道が残されているなんて世の中まだまだ捨てたもんじゃありません。生きていてはいけない人間なんていなかったんですね!

 

ただしこんなことを言って許されるのは社会が豊かな間だけの話。日本はいま物価高、高齢者の激増、1000兆円を超える借金、そしてどんどん上がっていきそうな税金と、何の知識の無い私のような人間でさえヤバイ状況にあることが実感できます。

もしこれから先日本がどんどん衰退し落ちこぼれカツカツの社会になり生活の余裕が無くなったとき…何の生産性も無いキモくて金のないオッサンが「俺は消費者として社会に還元してやってるんだ!俺みたいな奴がいるからオタク業界の連中は食えているんだぞ!」と誇らしげに語ったところで袋だたきにされるのがオチでしょう。そうなりますと結局無能な人間は将来的に淘汰される事になるかも知れませんね。

 

とまあ役に立たない人間でも社会の役に立っていると言ったような記事を書こうと思ったら何故か将来的に淘汰されるだろうと結論になってしまいました。やっぱり無能は何をしても無能なんですね。ちなみに記事中のキモくて金のないオッサンとは私のことではありません。私はキモくて金のないオッサンですが一応働いています。親から小遣いも貰っておりません。貰える物なら貰いたいですが(オイ