ひきゴヤブログ

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低賃金な職場にまともな人が集まるはずは無い

 

 

「何故うちの職場にはまともな人材が集まらないんだ!」とお怒りの経営者の皆様コンニチハ。キモくて無能で金のないオッサンのひきゴヤです。

 

世の中には経営者、労働者、消費者問わず上記のようなことを考えている人が一定の数存在しているかも知れません。

「何故うちの職場にはろくな奴がいないんだ!」

「求人をかけてもまともな人間が面接に来ない!」

「店員の接客態度がなってない!」などですね。

しかし皆さん勘違いしているようですが、大した賃金を払っていない職場にまともな人間なんて来るわけなんて無いんですよ。この国はどういうわけか低賃金でもバイトでもおかしなプロ意識を求められ「お給料を貰う以上貰ったお金以上にしっかりと働くべきだ」のような考えを持っている人たちが一定多数いると思われます(根拠はありません)。何を隠そうこの私自身もその一人です。自分のことは棚に上げて店員になめた態度とられたり、きっちり仕事してもらえないと腹が立ちます。自分勝手ですね。

 

しかしながら当然のことですが、低賃金の職場にまともな人が集まるはずも無いんですよね。とくに支払っている給料が最低賃金レベルのとこならなおさら当たり前です。

当然ですが、まともで優秀な人ならちゃんとした給料をもらえる職場に応募をするでしょう。当たり前のことですね。東大卒のエリートが最低賃金ギリギリの非正規求人の募集を見て心躍らせることがあるわけありませんし、高度なITスキルを持つ人間が最低賃金の単純作業で働こうなどと考えるはずもありません(ごくまれに例外もあるでしょうが)。

まともな学歴、スキル、人間性を持つ人なら普通の職場に応募しますし、普通に受かるはずです。まして今の日本は高齢化社会で人手が足りないとまで言われています。そんな状況で、いい年をした男性が最低賃金レベルの職場に応募するって事はほぼ間違いなく何らかの問題があるからです(根拠は無い)。

 

もちろん低賃金の職場に従事している人全てが無能と言うわけでは無く、病気などのやむにやまれぬ事情がある方もいるでしょう。家計の助けのため補助的に働く主婦の方や学生の場合は当てはまりませんね。しかしそれ以外のいい年した健康体のおっさんが低賃金で働くと言うことは何か問題があるからに他なりません。無能なのかコミュ障なのかやる気なしなのかそれは分かりませんけどね。自分は全部に当てはまりますが。

 

いずれにせよ安い金しか払っていない以上変な奴が来るのは当たり前。むしろ最低賃金でまともな人が来ると何故考えられるのか理解に苦しむと言うことですね。どうしてもまともな人が欲しいならやはり高い金を払うしか無いのだと言うことを世間の皆様方には理解して欲しいです。ちなみにこの記事は別に自分の無能さを自己弁護するために書いているわけじゃ無いですよ?いや、マジで。