ひきゴヤブログ

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無能なので働きたくない

 

私は無能です。

 

いや、そんなことは知っているよと思われるかも知れませんが、私は無能なんです。それ故働きたくありません。

 

そもそも働きたくないという人はこの世に一定多数存在していることと思われますが、その人たちの大部分が無能とまでは行かずとも仕事の出来ない人間ではあるかと思います(例のごとく根拠は無い)。何故そう思うのかと言うとやはり人間得意なこと、上手に出来ることを嫌いになると言うことはまず少ないと思うからです。

 

ゲームが得意で他人より秀でているなら普通にゲームが好きになるかと思いますし、将棋が強ければ普通に将棋が好きになるでしょう。サッカーが得意ならサッカーが好きになりプロになりたいなどと考えるはずですし、勉強が得意なら勉強することに苦痛を感じることは少ないはずです。

 

フィクションの世界ならあまりにも一つのことに秀ですぎたためにかえってその物事がつまらなく感じると言う中二病的現象もあることかと思いますが(誰もこの俺に境地にたどり着けないのか…。フン、つまらん…的な奴)、現実世界なら得意なことは基本的に好きになる人が大多数でしょう。逆に言えば苦手なことを好きになると言うことは少ないはずです。苦手なことで他人に迷惑をかけ、馬鹿にされ、なじられれば、そのことを好きになるはずもありません。

 

そんなわけで自分も仕事が得意ではないので働きたく無いというわけです。だったら無能じゃ無くなるように努力しろというお声もあることでしょうが、無能はなにをしても無能なのだから無能なのです。無能はミスを犯しますが、いくら怒られようが、反省して気をつけようがまたミスを犯します。当然ミスをすれば自分自身いい気持ちではいられませんし、普通に苦痛です。怒られるのも苦痛ですが、また性懲りも無くミスしたことそれ自体も苦痛です。それ故働くことが苦痛なので、とにかく働きたくないんですよね。

 

それに40過ぎたら苦手なことに時間を費やさず、得意なことで勝負しろというお声もありますし、その声に従っていい加減苦手な労働からは降りたいものです。やはり苦手なこと、自分の不得意なことで勝負しようと時間を使うのは、普通に人生のムダだと思います。残りの人生、出来れば自分の得意なことをして時間を有効に活用したいものですね。まあ得意なこと、無いんですが。